こんにちは。なる氏です。
各ゲレンデではシーズン券や早割リフト券の販売が開始され、スキー・スノーボードのシーズンの始まりを告げようとしています。
2019-2020シーズンでは、新型コロナウイルスの蔓延により早期クローズするゲレンデもあり、楽しみは来シーズンへ持ち越しとして区切りをつけましたが、2020年9月現在、新型コロナウイルスは未だ猛威を奮っています。
県外からの来訪者が多くなるゲレンデという環境下において、スキー・スノーボードは、どのようにしたら安全に楽しめるのかを考えなくてなりません。
ゲレンデで行くまでにどのような場面で不特定多数の方と接触するのか考えてみました。
コンテンツ
考えられる接触場面とその対策
往路のコンビニ・道の駅等
通常の生活シーンと同様ですが、道中の買い出しやトイレ休憩の際には、不特定多数の方と接触する可能性があります。
自家用車ではなく公共交通機関を利用する方は、更に接触リスクが高まります。早朝に出掛けたからといって、気を抜かずに忘れずにマスクを着用しましょう。
チケット売り場
皆さんはウェアを着替える前に購入しますか?後に購入しますか?
前と後どちらでもいいのですが、滑りたい気持ちが抑えきれずに浮足立つのも理解できますが、早朝のチケット売り場は人が殺到しています。
人の数を最小限に抑えるために代表者が購入しに行く等ができないか考えてみましょう。
リフト待ち
チケット売り場と同様で、すべる直前で気分が盛り上がりますし、ゲレンデには音楽がかかっていて自然と声が大きくなる可能性があります。
屋外で開けた場所ではありますが、四方に人が集まっていますので、マスク・ターバン・バンダナ等、口を覆えるものする・手で口元を隠して話す等対策を取りましょう。
ゴンドラ
リフトだけではなくゴンドラが設置してあるゲレンデもあります。
周りに人が密集するゴンドラ待ちを経て、4人乗り~十数人乗りとサイズは様々ですが密閉空間へ搭乗となります。リフト待ち同様、口を覆えるものを着用する・手で口元を隠して話す等対策を取りましょう。
ゲレンデ上
滑り始めてしまえば、ある程度距離は取れているのである程度は接触機会も減る気がしますが、自分で立てないほどの怪我をした際には、レスキューの方による運搬や、人工呼吸など心肺蘇生術をする可能性もあります。
上手くなりたい気持ちでチャレンジする事はとても良いことですが、無理はしないようにしましょう。
キッカー・ジブ・グラトリ等少しでも怪我をする可能性があるのであれば、怪我を軽減するためにヘルメット・プロテクターの装着を忘れないようにしましょう。
フードコード
最大の難関にも思います。ゲレンデのフードコートは常に超満員です。
食事の注文・受け取りから、座席の確保まで常に周りに人密集しています。
食事中以外はマスク等の口を覆えるものを着用し飛沫防止を心がけましょう。
そして食事を終えたら、なるべく早く座席を開けるようにしましょう。
普段、家から食事を持って来て座席だけ使用している人や、ベンチで堂々と横になって仮眠をとっているようなマナーもモラルもエチケットもない人は自分の車に戻ってください。
マスクの代用品になるかを調査!
スノーボードのウェアにマスクはダサい!ポケットに入れるとグシャグシャになる!等、正直なところ、スポーツ時にマスクの利用は難しいです。
ファッションも重要な要素の一つであるスキー・スノーボードで、ファッション性も損なわず、口が覆うことができて、飛沫対策が期待できるものはあるのでしょうか?
私は防寒と日焼け防止のためにバラクラバを着用していますが、効果はあるのでしょうか?
効果のあるマスク生地
海外の論文によると、N95マスクやサージカルマスクの飛沫予防効果はもちろんですが、バンダナでも何もしていないときより50%の飛沫防止が期待できるとのことでした。
ただし、『一部のマスク(特にネックゲートル)を通して話すと、最大の液滴が多数の小さい液滴に分散しているように見えました』との事がありますので、素材や、生地のきめ細やかさによっては逆効果になることもあるようです。
今回の実験では、11番のネックゲートルが逆効果であるとの結果が出ました。
- コットンやニット素材を利用する
- 生地の細かいものを利用する
- 中にマスクを着用する
などの対策を取ることで見た目を損なわずに飛沫防止することができそうです。
▼同内容について詳しい説明をされている方がいらっしゃいますのでご参考ください。▼
おわりに
新型コロナウイルスとスキー・スノーボード。みなさんはどの様にお考えになりますか?
感染リスクもあるから今年はやめておこうという方も、もちろんいらっしゃるかと思います。
ただ、それだけは財政難による次のシーズンにはゲレンデが閉鎖という最悪の事態も考えられます。
今後も長く、スキー・スノーボードを楽しむためには、新型コロナウイルスを正しく恐れ、それぞれ何ができるかを考えて、安全に楽しむ方法を考えていきましょう。