Core i7 2600Kは卒業!2020年の自作PCを考える。

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PC
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こんにちは。なる氏です。

2020年も残り100日を迎え、まもなく2021年がやってきます。

歳を取るに連れ時の流れを早く感じるようになり、時代の流れについていけなくなっている気がしないでもないです。

時代遅れというキーワードを見ると思い出すのが私の自作パソコンです。

なぜなら未だにCPUがCore i7 2600K(sandy bridge)だから

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買い替えに至ったきっかけ

とは言うものの、2600Kに何か不満があるわけでは有りません。

事実、グラフィックボードやメモリを継ぎ足し継ぎ足しして8年間耐えていました。

ネットサーフィンやオンラインゲーム、友人の結婚式に向けた動画編集など様々な要求をすべて叶えてくれて、回路が焼き尽くその日までこれからも共に歩んで行こうと思っていました。

ただ、CPUより先に寿命を迎えてしまったパーツがあったのです。

CPUより早く寿命を迎えたパーツ

そう。SSD。

正確に言えば寿命ではなく、使い続ける事が困難になったといった方が正しいのでしょうか。

システム系はすべてSSDにブチ込んで、写真や動画・音楽などのデータファイルはその他のドライブに分けて保存していました。

ただ、度重なるOSアップデートや、もはや何と紐付いているのかわからないシステムファイルで埋め尽くされており、しっかり容量を確保するなら、フォーマットしゼロから管理するしか無いという所まで来てしまいました。

当時は250GBで数万円はしていたSSDですが、今は1TBでも手が届きます

SSDを換装して、OS再インストールするぐらいなら、この際PCを新しくしてしまおう!とおもいたったわけであります。

現在のスペック

そんなこんなで、PCの組み換えのために情報収集を初めたのですが、流用できるパーツもあるはずですので、まずは今使っているPCのスペックをおさらいです。

CPU・GPUのスコアはおなじみのhttps://www.passmark.com/ さんを参考にさせて頂いています。

パーツメーカー型番スコア
CPUintelcore i7 2600K5,413
マザーボードASUSP8 Z68-V
グラフィックボード玄人志向GTX1060 6GB10,261
メモリ-(24GB)
CPUファンサイズKATANA
電源antecEA-650
ケースCOOLER MASTERCM 690 II Plus

2011年の作成当初、GPUはSAPPHIRE製の『Radeon HD 6870(スコア:2,209)』を使用していましたが、2016年にGPUを換装しています。

現在のベンチマークソフトでも、最高画質で『非常に快適』にオンラインゲームができるようです。

ちなみにメモリは8+8の合計16GBを、貰い物のメモリをくっつけて8+8+4+4の合計24GBにした気がします。

流用できるものを探す

今回、SSDを取り替えれば済む話ではあるのですが、せっかくならCPUも変えてしまおうと考えています。

少しでも費用を抑えるために流用できるパーツを考えます。

CPUを取り替えるならばマザーボードを買い換えなければならない(ソケット的に)

マザーボードを取り替えるならばメモリも買い換えなければならない(DDR3→DDR4)

電圧エラーでたまに出るので電源も買い換えなければならない

ケースの前面にUSB3.0がなくて転送速度が遅いので買い換えなければならない

と言うわけで、なんとか流用できそうなのは

CPUクーラー

グラフィックボード

だけであることがわかり、ほぼほぼ全取替が必要であることがわかりました。

PCに求めるもの

PCの使用目的は、

  • ネットサーフィン
  • 動画編集
  • オンラインゲーム(MMORPG)

程度なので、今の性能よりそこそこ上で、価格もある程度安ければ大丈夫かなと思っています。

約8年も経つとCPUの売れ筋もわからないので、価格ドットコムの売れ筋を参考に攻めてみます。

2020年9月の売れ筋CPU

将棋界でも噂になっている、1位のスレッドスリッパーは規格外の値段になっていますが、

コスパが良いと噂には聞いていたAMD Ryzenシリーズが上位を占めていました。

少し前はオンラインゲームはintel一強と言われていたような気がしますが、近年は同水準か、AMDが追い抜いたといったところでしょうか?

2600Kが当時30,000円前後だったので、その価格帯でコスパが良さそうなものがあればいいのですが。

売れ筋CPU 価格・スコア一覧

売れ筋上位10品(Threadripper)のスコアと価格一覧です(2020年9月25日現在)。

メーカー型番値段スコア1円あたりスコア
AMDRyzen 7 3700X¥39,28022,7910.58
AMDRyzen 5 3600 ¥24,48017,8530.73
intelCore i5 10400F¥19,06012,7750.67
AMDRyzen 5 3500¥16,14812,7730.79
AMDRyzen 9 3900X¥57,98032,8590.57
intelCore i7 10700K¥44,78019,6400.44
AMDRyzen 3 3300X¥19,47012,7960.66
intelCore i7 10700¥38,78017,4630.45
intelCore i9 10900K¥64,98024,1690.37
intelCore i7 2600K5,413

スコアがちょっと上程度では済まなくなっていました。10年近く前のCPUなら、何を選ぼうが性能は倍以上になるようです。

単純な値段ではRyzen 5 3500が安いですが、スコアが低め。

スコアが高いRyzen 9 3900Xでは、価格も高めという結果が出ました。

スコア効率という考え方

値段÷スコアで計算した、1円あたりのスコア獲得はどうでしょうか?

自身の求めるものにもよりますが、単純なコスパを確認することができます。

第1位は、価格は安いがスコアが低いRyzen 5 3500が0.79ポイントでトップを獲得しました。

第2位は、Ryzen 5 3600の0.76ポイント。24,800円と手も出しやすい価格帯ながらもcore i7にも匹敵するスコアを叩き出しています。

core i7やRyzen 7の上位クラスになるとどうしても価格が40,000円以上になってしまうのですが、それに追随する能力をもち、価格も手頃な『Ryzen5 3600』。

この選択は間違っていないのではないでしょうか!