リトルプレゼンツ『ウェットソックス』 VS モンベル『ネオプレン プレーンソックス』 ウェーディングソックスレビュー

スポンサーリンク
釣り
この記事は約5分で読めます。

こんにちは。なる氏です。

もう秋も近くなってきましたが、まだまだ暑い日が続きます。この季節、皆さんはどのようなスタイルで楽しんでますか?

渓流釣りには、濡れることを前提とした『ウェットウェーディング』『ゲータースタイル』と呼ばれるスタイルがあります。

ウェットウェーディングは、膝下にウェットスーツのような素材のソックスと、苔の生えた岩場を歩いても滑りにくいように靴底にフェルトが貼ってあるブーツを履くのが一般的です。

そんなウェットウェーディングですが、ソックスの機能がブランドによって違い好き嫌いも別れそうなので購入するのに困らないようレビューをしていきたいと思います。

今回、ご紹介するのはコチラです。

【モンベル】クリマプレン プレーンソックス
伸縮性に優れたクリマプレン®を使用しているため、足にぴったりフィットします。はき口にクリマプレン®のスキン地を巻くことによって肌と密着し、砂や小石の侵入を防止。若干の水は浸入しますが、その水が薄い膜となって体温を外に逃がしません。

それではさっそく見ていきましょう!

コンテンツ

スポンサーリンク

前提条件

右足にモンベル、左足にリトルプレゼンツのウェーディングソックスを履いています。

踝上ぐらいの水の中で直立しての実験です。ちなみにこれはコンプレッションインナーを履いているので、色黒ということではありません。

また、私の足のサイズは、ニューバランスの996シーリーズで27.5cm(US9.5)が分厚目の靴下ありで余裕をもって履けるぐらいですので、一つの基準としていただけると幸いです。

リトリプレゼンツ ウェットソックス(Lサイズ)

公式サイトの商品説明には、

ウエットゲーター同様に、パンチ加工されたSBRにより内側に水が溜まることがありません。ウエットソックス単体、ウエットソックス+ウエーダーゲーター、ウエットソックス+ショートゲーターの組み合わせて、フィールドや状況、嗜好に合わせたウエットウエーディングが可能です。

と記載があります。

ウエット ソックス | LITTLE PRESENTS
株式会社株式会社ABCのウエット ソックスです。

パンチ加工とは一体どのようなものでしょうか。写真を交えて見てみましょう!

外観

すね部分にロゴが出る形になっています。

公式の言う、『パンチ加工されたSBR』と、見てわかるように裏面にパンチ加工がされています。

性能

お風呂場での実験となりますが、湯船から出た際に、さっと水が排出されました

ソックスにシャワーを突っ込んでも、常に水が排出されるので、『内側に水が溜まることがありません。』という謳い文句に偽りはありません

使用感

ただし、見て分かる通りふくらはぎとソックスの間に隙間ができます。

何度か使用した感想として、膝下程度の水の中では大丈夫ですが、膝上を超える水の中だと砂利が入ってくるのが難点です。

ただ、靴の中に水が溜まらないので、独特の気持ち悪さがないのと、川の中に入ると冷たい水が流れ込んでくるのは気持ちがいいです。

常に新しい水が入ってくるので水温が低いときにはちょっとつらいかもしれません。

モンベル ネオプレン プレーンソックス(Lサイズ)

公式サイトの商品説明では、

伸縮性に優れ、足にぴったりフィットします。足入れ口にクロロプレンゴムのスキン地を巻くことによって肌と密着し、砂や小石の侵入を防止します。

と記載があります。

【モンベル】クリマプレン プレーンソックス
伸縮性に優れたクリマプレン®を使用しているため、足にぴったりフィットします。はき口にクリマプレン®のスキン地を巻くことによって肌と密着し、砂や小石の侵入を防止。若干の水は浸入しますが、その水が薄い膜となって体温を外に逃がしません。

外観

わかりづらいですがロゴはふくらはぎ側です。

リトルプレゼンツに比べると、生地感が厚くしっかりしている気がします。

素材としてはウェットスーツと同じだからでしょうか?

足裏に滑り止めがついているので、靴の中でズレにくいです。

リトルプレゼンツとは違い、パンチ加工は有りません

かわりに足にフィットするよう加工がしてあります。

機能

右足にモンベル、左足にリトルプレゼンツと履いて、水から出た様子です。

見てわかるように、モンベルには外からの水は侵入していません

そもそも水が入っていなので排出も何も無いですが、水を弾いている感じでしょうか。

シャワーを突っ込んだところ、排出されず水が溜まっていきました。

密閉性の現れでしょうか。

使用感

リトルプレゼンツに比べ、ふくらはぎにピッタリフィットしているので、今までにソックス内への砂利の侵入は感じたことが有りません

今回の実験では、モンベルのソックスには水が中に入ってきていないように見えてますが、長時間水の中にいると普通に水が侵入します

排出されないので、そのままソックス内に水が留まり、常に温かい水の中にいる感じがします。

あと、防水・密閉性の高さが災いして、洗濯しても乾きが悪いので、ちゃんと裏表ひっくり返して干さないととてつもなく臭くなります

体温で温められた水で若干寒い日でも大丈夫なのかもしれませんが・・・

まとめ

いかがだったでしょうか?

互いに一長一短でしたが、○×で表すとこんな感じです。

モンベルリトルプレゼンツ
保温性×
速乾性×
排水性×
耐砂利×
匂い×

濡れた靴下を履いてる感はありますが、砂利が全く入ってこないモンベルと、水はけがよく快適だがすぐ砂利が入ってしまうリトルプレゼンツ。

歩行に直接影響がでるので、私はモンベルのほうが使用頻度高めです。

リトルプレゼンツの排水性に、モンベルのフィット感があればもう文句なしなのですが、皆さんはどういったものを使っているのでしょうか?

今度はグラベルガード(砂利よけ)を購入して、リトルプレゼンツがどうなるかを試してみようかな?

それでは、今年は残り少ない渓流釣りライフを楽しみましょう!